土曜日午前10時すぎ

30代で初めて一人暮らしをする日々のあれこれ

トム・オブ・フィンランド観ました

町山智浩『トム・オブ・フィンランド』を語る

 

≪公式より抜粋≫

ゲイアートの先駆者トウコ・ラークソネンの波乱の半生とは。

第二次大戦後のフィンランド。同性愛は厳しく罰せられるため、トウコは身内にも隠れて、自らの本能的な欲望をドローイングとして表現し続けていた。彼は「トム」と名乗り、描いた絵がアメリカの雑誌で表紙を飾ったことをきっかけに、その名はアンダーグラウンドからアートの表舞台へと一気に知れ渡る。そこから彼の"伝説"が始まっていく---LGBTに対しての無理解と闘った芸術家が、何十年もの苦難の末につかみ取った愛と成功の物語。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

1人映画してきました。

あんまり観客もいなくて、ぽつぽつと人がまばらに座っていたかな。

1人で来ている人が多かったかも。席の両側が空いていたので良かったけどね。

 

この映画をみていると主人公が深海魚のようだと思った。

出だしが暗い色調だったからかもしれない。

というか、主人公が行くところが夜の公園や夜の街、秘密のクラブとか仲間を求めていく場所のせいかもしれない。

夜の闇に同化するように歩いて公園で相手を探す。

誰かいない?どこかにいない?仲間を求めて探し歩く。

深海を泳ぐ魚のように。

人目を忍んで、仲間を探して、それは命がけの行為でもあって。

そしてようやくみつけても裏切られたり。それでもやめない。

主人公は自分はこうだと、自分という人間を世間にあわせて「普通」の側にいこうとはしない。

 

そして自分の性癖だけでなく「描く」ことも諦めない。

理解されなくてもずっと1人で描き続ける。好きなものを諦めないし、手放さない。

 

深海の世界にいた彼の絵はだんだんと認められ、彼は地上に上がっていく。

そして生涯のパートナーもみつけて。

好きなことがあることも、自分の「好き」を諦めないことも、静かな映画だけど力強く伝わってくる。

 

映画館で観てよかった映画でした。

映画館で観るべきだわ。

 

それにしてもシネリーブルの空間が好きだ。

 f:id:jyu-am:20190825212046j:plain

 

ドトールも空いてたな。

f:id:jyu-am:20190825212353j:plain

 

 

ではまた!